社会福祉法人コンサルティング 業務標準化コンサルティング 地域社会における公益性が強く求められる社会福祉法人においては、その大きな社会的責任を果たしていくために日々多様化・複雑化している福祉ニーズに的確に対応し、利用者一人ひとりが満足を得られるようなサービスを提供していく必要があります。その一方で、福祉現場で直面するリスクも多岐にわたり、法人経営における大きな課題となっています。 これらのリスク要因を解消し、法人の経営課題をクリアしていくためには、合理的に業務内容と手順・役割を見直し、サービス効率を向上させるとともに、職員全員が同じ方針、方法でサービスを提供できるようにするための枠組みを構築する、すなわち、「業務標準化」を実現していくことが重要です。 福祉サービスの現場における様々なリスクとその要因 マニュアル作成手順 フローシート作成 行っている業務全てを順に文章で書き出すのには、相当な慣れが必要となります。一般には、初めに工程表(フローチャート)に記入する方法がよいでしょう。 短い文章で、各工程を表し、それを矢印でつなぎます。留意事項や作業者数、作業時間などを項目に記入すると便利です。 この作業工程表は、マニュアルの作業ガイドだけでなく、目次の役割を果たすことも可能になります。 フローシートモデル 作業の手順内容の検討 図や留意事項があった方が解りやすいケースもあります。その場合、どこに入れるかを検討します。 またマニュアルはどの業務においても共通の様式で作成しますが、章や節、作業の分け方、文章の書き方、文字のフォントなどの細かい点も検討しておくことが望ましいです。 マニュアル構成検討例 文章化 文章は、何回も複数の職員の目を通して読み返し、解りやすくなるよう丁寧に作成します。また、文章にしてみると、図やチャートの効果が大きいことが分かってきます。 これを繰り返すことで、よりよい手順書になります。 フローチャート形式のマニュアル例 業務平準化支援コンサルティングの流れ 貴法人の現状分析に基づき、法人現場に合ったマニュアル・フロー・チェックシートの整備と研修も含めた運用支援を行うことで、貴法人の業務平準化の実現をご支援いたします。