経営コンサルティング 管理会計的業績管理コンサルティング 目標意識向上を促す業績管理を活用する 業績管理には、まず数値目標・管理指標・管理項目を設定し、それを実現するよう具体的な活動計画を策定することから始まります。 全社レベルのみの計画ではなく、部門別や課別、チーム別、個人別に計画の細分化を行い、全社目標と個人レベルの目標へと展開します。目標の連鎖を作り出し、組織全体の目標意識・活性化を図ります。 つまり業績管理とは、企業の経営目標や部門目標達成のための計画を遂行し、その結果である業績を、全社および部門別・管理者別に測定・評価し、次の目標設定・計画策定に活用し、企業目的の達成を図ることなのです。 業績の好調な企業は業績管理を上手に経営活動に取り入れ、社員の高い目標意識や活力ある組織を業績向上に結びつけているのです。 3ヶ月先行管理で目標達成に向けてのサイクルを回す 期限までに目標を達成するためには、逆算していつから活動に着手すればよいかというスタートラインを決めなくてはなりません。経営の場面では活動を阻害する様々な障害が起こりうることを考えると、最低でも3ヶ月前から着手する必要があります。 3ヶ月先行管理で3段構えの手を打つ ・3ヶ月前に第1弾の手を打つ(目標の80%達成の準備) ・2ヶ月前に第2弾の手を打つ(目標の90%達成の準備) ・1ヶ月前に第3弾の手を打つ(目標の100%達成の準備) 仮に7月の目標達成のための取り組みを考える時、先行管理を行わない企業は、6月末になってやっと対策を考えますが、この段階で、対策に間違いがあれば、7月の目標はおろか、その後の目標達成も難しくなってしまいます。 3ヶ月先行管理を行う場合、7月の目標達成に向けて3ヶ月前の4月に第1回目の検討と対策を、2ヶ月前の5月に第2回目の検討と対策を行なうことになるため、もし検討して仮説を立てた対策が間違っていても、軌道修正することが可能になるのです。 セミナー情報