人事制度構築支援コンサルティング 人事考課制度の構築 1. 人事考課制度は新人事制度の成否を決める最も重要なテーマ 経営と人事を一体化させ、人事管理が経営の成功につながるような仕組みを作ることが、新人事制度のゴールであるといえます。 そのためには、人事制度の中に会社が社員に何を期待しているかを明示する必要があります。 そのプロセスを省略してしまうと人事制度、特に人事考課システムは形骸化してしまいます。 会社が取ろうとしている経営戦略に基づき、職種別、役職別に会社が社員に求める役割内容、職務内容をまとめあげ、職務・役割基準書として整備します。このステップでは、部門責任者、管理職にもプロジェクトに参加いただき、管理職自身が、自分の役割を見直す作業をしていただきます。 管理職の役割自覚、管理職の意識改革を促す意味でも、このステップは非常に重要な意味を持ちます。社員各人が社内でどのようにキャリアアップを図っていくべきかのロードマップ作りになります。 2. 階層別役割基準設定の例 3. 人事考課表は自社独自のものを作成する 人事制度の中で、現在最も重要な部分が人事考課制度です。人事制度全体に流れる思想は、あくまで職務と役割を基準としたものです。 一方で、自社にとって欠かすことのできない絶対的な行動規範や、絶対的な価値観も存在します。人事考課制度は、職務・役割を中心に据えながらも、企業理念を浸透させるために必要な評価要素を十分吟味した上で作成することにその意義があります。 したがって、人事考課表にはこれが絶対という形式はありません。 弊社では、企業規模、業種、組織風土を十分把握した上で、組織・人材が最も活性化するような評価システムを構築してご提示します。 プロセス評価・目標管理を採用した人事考課表の例 コンピテンシーと職務基準を採用した人事考課表の例